PHOTO●井上 誠 REPORT●増田 満
着座したライダーの後ろ姿をすべて隠してしまうほど大きなリヤのバッグは、モトフィズブランド最強の組み合わせだ。強度に優れるポリカーボネイト製のキャンピングシェルベースをキャリアに固定。その上に75Lもの大容量を誇るキャンピングシートバッグ2を載せているのだ。キャンピングシェルベースだけで30L合計で105Lの積載量。これだけあれば日本一周をラクにこなせるはずだ。2つはそれぞれ別売りだが、前後4本のベルトでガッチリ連結できる。これはモトフィズブランドのミドルフィールドシートバッグ以上のサイズに共通した仕様で、用途に合わせてバッグの大きさを選べるところが嬉しい。
それでもまだ容量が欲しいなら、リヤサイドにツアーシェルケース2を装着すれば完璧だ。左右合計で105L容量となるサイドバッグで、側面には丈夫なポリカーボネイトを採用。防滴インナーを標準装備しているため、急な雨だからといってカバーをかける必要がないところも注目したいポイントだ。装着方法は、まずツアーシェルケース2をキャリアに固定。左右のバッグはベルクロで連結するので、キャリアのサイズに合わせて調整も可能だ。その上でキャンピングシェルベースを載せるボトムベースをキャリアに固定する。このボトムベースにある4つの突起がシェルベース底部の凹みに噛みあう仕組みだ。あとはベルトで上に載せるバッグを固定すればOKだ。
上の写真の日本一周仕様で使ったキャンピングシェルベースを使用するスマートなセット。上下合わせて70L(上40L・下30L)の積載容量だから、一般的なキャンプツーリングなら十分だ。上下分割でも使用できるので、どんなシチュエーションでもマルチに対応してくれる。
トップに独立した防滴インナーを装備。荷物とは分けたい食料や雨に濡らしたくないものを収納できる。上だけじゃなく、左右もファスナーで開閉できるので、荷物が入れやすく、バッグ上に重ね積みした状態でもアクセスしやすい。
ラガー佐藤の調査情報
●全天候に対応させました!
「1週間程度のツーリングが可能なサイズですので、連結部分も金属製でサイズの大きなバックルを採用しました。レインカバー付属なのでどんな天気でもツーリングできます!」
グランドシートバッグに標準装備されるキャンピングシェルベースは単独で購入可能。トップ側に8つのバックルを装備するため、モトフィズブランドのバッグなら組み合わせが自由自在。ヘビーデューティなポリカーボネイト製で裏地がないため底部を丸洗いできる。
固定にはキャリアにガッチリ固定させるためのボトムベースを使用。突起がシェルベース底部の凹みに収まり前後左右にズレないため、幅60cmの同モデルでも安定感は抜群。30L容量の一体成型構造なので、ハードな使い方にピッタリ。
ラガー佐藤の調査情報
●いつも清潔にできます!
「大容量バッグを積載する前提ですから、重さや衝撃に強いポリカーボネイトの一体成型構造を採用しています。裏地がないのでハードな印象ですが、水洗い可能なので清潔です」
キャンピングシェルベースと連結できる最大サイズ。写真の通常状態では59L容量だが、左右のファスナーを開けてバッグ本体を拡幅すると、75Lもの大容量に変身。これなら旅の途中で荷物が増えても、バッグの中に収納できて快適だ。質感の高い作りも人気だ。
左右に配された収納は、小型のバッグになっていて脱着が可能。貴重品を入れて持ち歩くことができるので重宝する。ファスナーにはグローブ越しでも操作しやすい引き手を採用。細部の高い質感も同ブランドの強みだ。
ラガー佐藤の調査情報
●お土産を買っても安心!
「お土産を買った時、収納場所に困りますよね。そんな時でも、左右それぞれ10センチずつ拡大するので対応可能です。大きなサイズのバックルですが、もし壊れても長いベルトで固定できます!」
キャンピングシートバッグ2の縮小版。キャンピングシェルベースに固定可能で、5泊程度のツーリングをカバーしてくれる。トップに銀マットなどを装着できることも共通で、バッグの形が崩れにくいインナーフレーム構造を採用する。
右側面にはドリンクホルダーを装備。側面は左右ともにファスナーで10cmずつ拡幅可能で、フルフェイスヘルメットも2つ収納可能だ。
ラガー佐藤の調査情報
●型崩れしにくい構造です!
「荷物が重くなっても型崩れしにくいインナーフレーム構造がウリです。バックルが大きいのでホールド性もかなり高いモデルです」
休日のお出掛けから2~3泊のツーリングまで使い勝手が良いミドルサイズ。通常容量は29Lで、バイクに載せても走行時に気にならないのがありがたい。左右を拡幅すれば40Lまで容量を拡大できる万能型のバッグだ。
内側がメッシュのポケットを左右に装備。500mlのペットボトルがキャップ下までカバーできるドリンクホルダーを右サイドに装備する。
ラガー佐藤の調査情報
●ポケットの多さじゃ負けません!
「キャンピングシェルベースに積載できるバッグとして最小サイズですが、ポケットの数や使い勝手は何も変わりません!」
休日のライトツーリングで活躍してくれるコンパクトサイズ。通常時は19Lの積載量で、1泊程度の荷物を収納でき、サイドを拡幅すれば2泊程度をカバーする27Lに。クロスカブのリヤキャリアにもジャストフィットする。
本体サイズは小さめだが、拡幅するとこの通り一気に容量アップ。ドリンクホルダーを左右に2つ装備し、ライダーの快適性を追求している。
ラガー佐藤の調査情報
●小さくても装備は本格派!
「最小サイズのシートバッグでバックルも小さなタイプですが、ネットやポケットなどの装備は上級モデルと同等です! 日常的に使いやすい!」
ポリカーボネイト製ハードトップにより高い安心感を獲得。一般的なトップケースよりも軽量なので走行時も気になりづらいのもメリットだ。A4サイズのファイルがピッタリ収まる設計なので、ビジネスユースでも使いやすい。
ポリカーボネイト製トップの裏にメッシュが採用され、小物の収納に便利。内部ベルトにより開き過ぎない設計となっていて使いやすい。
ラガー佐藤の調査情報
●大切な荷物をガード!
「ポケットなどの使いやすさより、荷物を守る安心感が欲しい人にオススメです。通勤ライダーにもオススメです!」
スポーティなデザインがクロスカブのアクティブさにマッチ。左右合計30L容量になるので日常使いからツーリングまでOK。脱着が簡単なKシステムベルトを採用し、中型バイクまで対応するので、2台で使いまわしもありだ。
マルチフィット3D機能を採用しているので、ファスナーによりサイドを開閉しても型崩れしづらい。レインカバーは別売りなので注意。
ラガー佐藤の調査情報
●小型車両にも似合います!
「名前の通りスポーティなスタイルで、サイズ的に原付などの小型車にも似合います。クロス形状のKシステムベルトは脱着も簡単です!」
インナーフレーム構造とポリカーボネイト製のフロントシェルが荷物をガッチリガード。防滴インナーの装備で雨や泥ハネもなんのその。絶妙な上下幅でクロスカブにもジャストサイズだ。
分割バックルを採用するため片側だけ開いてもバッグの安定感が損なわれない。シェル裏に小物を収納できるネットを装備する。
ラガー佐藤の調査情報
●ハードケース感覚が◎!
「ポリカーボネイトとインナーフレーム構造により強度はハードケースなみ。ブラック・カーボン柄・ヘアラインシルバーの3タイプあり!」
タナックスではバッグ以外のツーリングアイテムも豊富にラインナップ。その中からオススメ品をラガー佐藤がピックアップ!
商品の問合せはすべてタナックス:04-7150-2450
WEBサイト:https://www.tanax.co.jp/