REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●フォトスペースRS
KSR110をベースにした、遊び心満載のニンジャレプリカ、その名はMininja(ミニンジャ)。製作したのは、カワサキZ1やZ2パーツでも有名な「ドレミコレクション」。
写真は同社製外装パーツ(アッパーカウル、フロントフェンダー、ヘッドライト、ハーネス、スクリーン、カウルステー、タンクカバー、テールカウルステー、専用ハンドル)装着車。
外装類はライムグリーン×ホワイトにペイント。マフラーはダウンタイプに変更。キャブレターにはレッドカラーのエアファンネルを装着するなど、スポーティーなフォルムに仕上げている。
●4MINIチャンプ7(2004年発売)より
写真はMininja(ミニンジャ)の外装パーツに加え、ノーマルベースのカスタムシート、NSR用正立型Φ30フロントフォーク、NSR用後期型12インチキャストホイール、前後ウェーブディスクローター、Gクラフト製スイングアーム(スタビライザー付き)、サブフレーム(ワンオフ)、アンダーカウル(ワンオフ)、カーボン巻きサイレンサー付きダウンマフラーなどでカスタムされたレース仕様のKSR110改。
●4MINIチャンプ16(2009年発売)より
MSセーリング製の「ZRXレプリカ KSR110用外装キット(廃版)」を装着したカスタム。このキットは、FRP製黒ゲルコート仕上げ。スクリーン付きライトカウル、ヘッドライトASSY、ヘッドライトハーネス、フロントフェンダー、シート、シートカウル、タンクカバーが1セットで発売されていた。
写真のカスタムは、レースレギュレーション対応のアンダーカウル(廃版)、アンダーカウルステーキット(廃版)装着車。マフラーはケイファクトリー製のダウンアップタイプをチョイス。
ノーマルのKSR110はキック始動のみだが、同車にはセルボタンでエンジン始動ができる、完全ボルトオンのブルーポイント製「セルキット(廃版)」が盛り込まれている。
●4MINIチャンプ13(2007年発売)より
写真はMSセーリング製「ZRXレプリカ KSR110用外装キット(廃版)」等に加え、キタコ製シリンダー・ピストン・シリンダーヘッド、チタンマフラー、オイルクーラー、バックステップ等でフルチューンされた、完全レース仕様のKSR110改。
パワーアップに伴い、前後ホイールはNSR用(前期型の3本スポーク)12インチキャストホイール、ブレンボ製4POTフロントキャリパーなどで足周りを徹底強化。レース仕様のため、保安部品はレス化されている。
●4MINIチャンプ13(2007年発売)より
2003年、カワサキは20年ぶりに世界GPに復帰。最高峰のMoto GPクラスに投入されたのが「ZX-RR」。2004年には、ヤマハからカワサキに電撃移籍した日本人ライダー・中野真矢もライディングした。
KSR110ベースのこのレプリカは、ゼッケン♯8を付けた2003年のG・マッコイ仕様。製作したのは、「Trick Star」のブランドでも知られる「Tlue Blue」。ヘッドライトやテールランプなど、保安部品も装着済みだ。
ホイール、フロントフォーク、スイングアーム、ブレーキ周りはノーマルだが、カウル、マフラー、セパレートハンドル、バックステップなどは、すべてオリジナル。
なお、メインフレーム部はFRP製のダミー。一体感溢れる、極上の仕上がりを見せている。
●4MINIチャンプ7(2004年発売)より