受賞の理由としては、世界初の火花点火制御圧縮着火(SPCCI)を採用した「SKYACTIV-X」エンジンの排気系システムに、ステンレス鋼を効果的に用いることで、排気マニフォールド保温による触媒での排ガス浄化性能の向上とNVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)性能改善を実現したことが高く評価。表彰式は2019年12月4日に、鉄鋼会館(東京都中央区)にて行われた。
「SKYACTIV-X」は、ガソリンエンジンならではの高回転までの伸びの良さと、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合し、人馬一体の気持ちよい走りと優れた環境性能を両立したマツダ独自の新世代ガソリンエンジン。意のままに操ることができる加速感、走りの楽しさを引き立たせるエンジン音、それらがもたらす「気持ちよさ」と「楽しさ」「上質さ」が魅力となっている。