また、あまり注目されない部位ではあるが、車体左右の重量バランスや、各グレード、オプションなどで異なってくる装備品の重量の影響も軽視できないという。こうした重量差はある程度はシミュレーションで詰めていくこともできるが、開発中は人間の感覚に委ねることも多いという。「トヨタでは『目隠しで乗ってみろ』と開発中によく言われる」と本多氏は語る。データをとっても差が出ないのに、人間にはわかるという部分があるという。
さらなる詳細は、11月15日発売のモーターファン・イラストレーテッドvol.158の巻頭特集「前後重量配分の真偽」でご覧いただきたい。