REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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データシステムの「テレビキット」は多くの国産車に適合する幅広いラインアップを備えているが、今回新たに「マツダCX-30」用がリリースされた。
CX-30のマツダ純正カーAVシステムでは車両が走行するとテレビ映像が消え、音声のみに切り替わるが、このテレビキットを接続することで走行中も停車中と同様にテレビ映像の表示が可能となる。
走行中にドライバーが映像を見ることは危険なため勧められないが、同乗者がいつも見ているテレビドラマや見逃せないお気に入りのチームのスポーツ中継などが楽しめ、長距離ドライブでも快適に過ごせるだろう。
また、この車両では走行中のナビコントロールも可能になり、同乗者が目的地検索やルート探索、設定変更などすべての操作が行える。ドライビングサポートシステムi-DMに影響を与えることもない。
なお、取り付けはAVシステム背面部でのカプラー接続のみとなっているため見た目が変わらず、車両側配線の加工も不要だ。付属スイッチを押すことでノーマル制御にワンタッチで切り替えられる。
適合車種はマツダCX-30(型式DMEP/DM8P、2019年10月~)マツダコネクト+メーカーオプション(DVDプレーヤー+地デジチューナー)装着車となっている。