「ハスラー コンセプト」なんて名前をつけているけど、どうみても二代目として出す気満々の同車。そのサスペンションを仔細に眺めてみる。


(WP01:スズキ)

右リヤサスを後方から。展示車両はAWD仕様で、リヤサス形式はリジッドアクスル式。ホーシング(Housing)とボディをつなぐラテラルロッドが斜めに伸びる。

別角度から。トレーリングアームはプレス打ち抜き式。リアブレーキはドラム式で、パーキングブレーキはワイヤー引きであることがうかがえる。

トレーリングアームの1Gでの角度はごらんのとおり、少々の下半角がつくセッティング。ブッシュ容量はそれほど大きくないようだ。

左フロントサスペンションを前方から。マクファーソンストラット式。ロワアームはプレス打ち抜き構造で、ボディ側ピボットは前水平軸/後垂直軸配置。ナックル側は上向きボールジョイント。タイロッドはFF大勢のうしろ引き。

右フロントサスを前方から。波打つ白と黒のコードは展示用の電源類で車両とは無関係。1ピストンのフロントキャリパーが確認できる。1Gではロワアームに下反角が与えられているようだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 スズキ・ハスラーコンセプトのサスペンションを眺めてみる【東京モーターショー2019】