新型コルベットにコンバーチブルが登場! 16秒でオープンになるリトラクタブルハードトップを採用
ゼネラルモーターズはこのほど、シボレーの新型コルベットにコンバーチブルを設定し、2020年モデルとして発表した。米国市場での販売価格は、クーペのコルベット・スティングレイ(5万9995ドル)に7500ドルのプラスとなる6万7495ドル(約723万円)だ。
クーペと同スペースの荷室を確保
新型コルベット・コンバーチブルには、従来のソフトトップに代えて複合素材を用いたリトラクタブルハードトップを採用。これにより、クーペに劣らないボディラインやキャビンの静粛性、セキュリティレベルを確保している。
2ピースで構成されるハードトップは電動格納式で、16秒でキャビン後部に格納される。トップの開閉は運転席側のドアパネルに備わるボタン操作で完了でき、30マイル(約48km/h)までなら走行中でも開閉が可能だ。
左右シートの後部中央にはガラス製リヤウインドウが備わり、それを上下させることで風の巻き込み量や、遮音性を調整することができる。また、クーペのZ51パフォーマンス・パッケージに含まれているリヤスポイラーが装備されており、クーペと変わらない空気抵抗値をマークする。
ルーフを格納したオープンの状態でも、クーペモデルと変わらない荷室容量を確保した点もこのモデルの特色で、トランクにはゴルフバッグ2セットを収納することが可能だ。
パワートレインはクーペと同様で、495psと637Nmを発揮するスーパーチャージャー付きの6.2LV型8気筒と8速DCTの組み合わせ。パフォーマンスデータは今後の発表を待つことになるが、クーペとさほど変わらない実力の持ち主であることが予想できる。