■北海道・東北
北海道(追加購入)/青森県/秋田県/岩手県/宮城県
■関東甲信越
栃木県/群馬県(入札公募済み)/埼玉県/千葉県(落札済み)/東京都/神奈川県/山梨県
■中部・北陸
長野県/富山県/福井県
■東海・近畿
静岡/愛知/岐阜/三重県(追加購入)/和歌山県/滋賀県/奈良県/京都府(2019年9月~)/兵庫県
■中国・四国
岡山県/広島県(2019年9月~)/島根県/香川県/愛媛県(入札公募済み)
■九州・沖縄
福岡県/長崎県(2019年8月~?)/佐賀県/大分県/宮崎県/熊本県(入札公募済み)
※( )内は当情報局が入手した新規情報
京都府と広島県の稼働開始で、実際に移動オービスによる取り締まりを実施している都道府県は31に、さらに、センシス・ガスト(ガッツオ)社のレーダー式移動オービス、MSSSを調達済みの千葉県、東京航空計器製のレーザー式移動オービス、LSM-300を購入したと思われる熊本県、入札公募済みの群馬県、愛媛県を合わせれば、35都道府県となる。逆に、山形県、福島県、茨城県、新潟県、石川県、大阪府、山口県、鳥取県、徳島県、高知県、鹿児島県、沖縄県の12県がいまだに導入の話が出ていないのが逆に不思議だが、警察庁の「可搬式速度違反自動取締装置を全国的に配備する」という方針通り、これから年末にかけて、遅くとも2020年中には、全都道府県制覇が完了することは、まず、間違いないだろう。
9月末の「秋の全国交通安全運動」中にも、予想通り、各地で移動オービスによる取り締まりの話題が報道されていたが、本番はこれから。「2020年中に交通事故死者数を2,500人以下にする」という目標を達成すべく、今後も警察による容赦ない取り締まりが続くはずだ。もちろん、移動オービスの稼働率が上がったからと言って、配備台数(推定40台ほど)を考えればまだまだ脅威とは言い切れないが、とにかく、スピード違反に限らず、実情に即さない、あるいは反則金目当ての強引な取り締まりも増えることは間違いない。くれぐれも注意!