・月間販売台数 6737台(19年1月〜6月平均値)


・現行型発表 16年9月(一部改良 18年8月)


・JC08モード燃費 28.6 ㎞/ℓ ※FF車




REPORT●山本晋也(YAMAMOTO Shinya)


PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)


MODEL●住吉史衣(SUMIYUSHI Humie)




※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

全幅 1475㎜ 全高 1655㎜ ミラー・トゥ・ミラー 1820㎜
開口高 665㎜


全長 3395㎜ 最小回転半径 4.4m

上下にパールホワイトもしくはグレーマイカを配した「ストライプス」カラーが、キャンバスのシルエットにジャストフィット。全グレードに14インチのホイールキャップ(全4タイプ)を備えている。

■G“メイクアップリミテッドSAⅢ”


全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1655


室内長×室内幅×室内高(㎜) 2115×1345×1285


ホイールベース(㎜) 2455


トレッド(㎜) 前/後 1305/1295


車両重量(㎏) 920


エンジン種類 直列3気筒DOHC


総排気量(㏄) 658


最高出力(kW[㎰]/rpm) 38[52]/6800


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 60[6.1]/5200


燃料タンク容量(ℓ) 30(レギュラー)


トランスミッション形式 CVT


駆動方式 FF


タイヤ・サイズ 155/65R14


最小回転半径(m) 4.4


JC08モード燃費(㎞/ℓ) 28.6


車両本体価格 155万5200円

乗降性

【前席】ステップ高 320㎜ 助手席シート高 660㎜
【後席】シート高 590㎜ ステップ高 365㎜


前席は開口部も広く、ステップ高とシート高のバランスも良い。スライドドアの後席ステップは高めで、前席に比べると足を引き上げるイメージになる。リヤ開口部の天地は狭く見えるが、座面が低いこともあって気にならない。



先進安全装備

小型ステレオカメラを使うことで、車両、歩行者とも幅広い速度域において検知できるシステムを標準装備し、先進安全車ダブルプラス(ASV++)を獲得している。誤発進抑制機能もあり、サポカーSワイドにも適合する。

撮影車両データ

ボディカラー:パールホワイトⅢ×ファインミントメタリック


オプション装備:8インチメモリーナビ標準プランA(19万166円)/ETC車載器〈エントリーモデル〉(1万7280円)/カーペットマット〈高機能タイプ/グレー〉(2万5553円)/特別塗装色(6万4800円)

ボディカラー

※1は6万4800円高。 ※2は2万1600円高。 ☆は「L“SAⅢ”」に設定なし。

インパネ

燃料・速度・回転計と大小3つの半円状メーターをセンターに配置。開放感抜群のインパネは視界が広く、エンジンフードも全面的に見えるため車両感覚はつかみやすい。車種専用設計パネルの8インチメモリーナビはディーラーオプションだが、ぜひとも装着したい。

前席



ベンチシート風で、助手席より運転席の座面は幅広くなっているが、左右が盛り上がっているので、お尻が滑ることなく身体をしっかりと支えてくれる。ステアリングのチルト機構、シートリフターも備わる。

後席



後席を手荷物置き場に、というコンセプトだがシートの座り心地に手抜きはない。乗員の膝裏を面で支えてくれる形状のため、リラックスして座れるのはうれしい。左右独立240㎜のスライド機構も持つ。

ラゲッジルーム

奥行き 340㎜
高さ 855㎜ 奥行き 1340㎜ 幅 880㎜


後席は背もたれを前方に畳むだけのシンプルな格納方式で、若干だが段差は残る。基本的には後席座面や、後席から引き出す「置きラクボックス」をラゲッジスペースとして利用するため、大きな荷物を積むときくらいしかシートは格納しないというコンセプトだ。

うれしい装備

ベンチシート中央部分を前に倒すとアームレストが現れる。リッド付き小物入れ(240㎜×90㎜ ×80㎜)にもなっており、財布などの貴重品の置き場所としても最適だ。

引き出し型「置きラクボックス」のサイズは317㎜×272㎜×30㎜。中敷きを立ち上げるとカバンなども置きやすい。

手の届きやすいインパネ右下にスイッチ類が集中配置され、操作しやすい。両側電動スライドドアはエントリーグレード以外に標準装備。

ムーヴキャンバス専用にセッティングされたサウンドエフェクト「音の匠」も、オプションのメモリーナビを選択する理由のひとつになる。

インパネロワポケットはCDケースや、ペットボトル2本が収まる。左右ドアにもペットボトルホルダーが用意される。

シューズや折り畳み傘を入れやすい助手席シートアンダートレーの耐荷重は2㎏。入れすぎると危ないので気を付けたい。

プッシュ式ドリンクホルダーは、インパネのエアコン吹き出し口近くにレイアウト。空調による保冷保温が期待できる。

トランク的に使えるラゲッジアンダーボックス。デッキボードはフックで固定できるため、背の高い荷物も積みやすい。

シートアレンジ

2名乗車+最大ラゲッジスペース
前席フラット状態


テーブルのような大きな荷物を積む際には後席を格納するのがベターだが、荷台の開口高よりも後席ステップの方が低いため荷物によっては後席足元のほうが積みやすいこともある。前席をフラットにすれば、ロングソファモードとなり、出先でもリラックスできる。

ホワイトアクセントの特別仕様車

お得な「リミテッド」シリーズをベースに、フロントグリル、フォグランプリング、バンパーモール、ドアミラー、ホイールキャップなどにホワイトの差し色を加えた「ホワイトアクセントリミテッドSAⅢ」。ブラック加飾モデルもあり。

バイヤーズガイド

L“SAⅢ”

G“SAⅢ”

“メイクアップリミテッドSAⅢ”

パワートレーンは1種類のみでFFと4WDの違いしかないので、ここをチョイスした後は、インテリアをブラックorホワイト基調から選べば……。あとは好きな色と全体のフィーリングをチョイスするだけ! 特別仕様車にブラックアクセント、ホワイトアクセントもあるので、実に幅広いところからチョイスが可能。ワガママに選びたい。

メッキのバンパーモールやLEDフォグランプなどで外観を差別化するのが「メイクアップリミテッド」、そこに黒内装を組み合わせたのが「ブラックインテリアリミテッド」だ。いずれもSRSサイドエアバッグが標準装備される。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈ダイハツ・ムーヴ キャンバス〉幅広い世代にマッチするお洒落キャラ【ひと目でわかる最新軽自動車の魅力】