REPORT●三原卓也(Takuya Mihara)
バイク好き芸人としてお馴染みとなっているレイザーラモンRGさんは、バイク好き芸人・芸能人で構成されるグループ『RGツーリングクラブ(RGTC)』のリーダーで、MotoGP日本GPでは、RGツーリングクラブの仲間とともに前夜祭やグランプリロードR123パレードなど、さまざまなイベントに出演し会場を盛り上げている。
2019年も「各地で飽きさせない動きをしていきますよ」と日本GPを盛り上げていくと語るレーザーラモンRGさん。2019年はどんな楽しみ方があるのか聞いた。
近年のツインリンクもてぎは、サーキット内でキャンプを行えるエリアが充実しており、3日間、レース観戦とともにキャンプを楽しむファンも多い。レイザーラモンRGさんは、2018年、もてぎのキャンプエリアへ向かい、ファンと交流。その時は、日本のレジェンドライダーの原田哲也さんや坂田和人さんも連れた訪れた。
2019年もキャンプエリアに「前夜祭の後、夕方から夜にかけて必ず行きます」と明言。また、ツーリングクラブのメンバー、チュートリアル福田充徳さんのコネクションを使ってレジェンドライダーも連れていくという。
「キャンプエリアにお邪魔するときは、我々のコネクションを使ってレジェンドライダーを一緒に連れていきますので。福田のコネクションを使って中野真矢さんなど有名どころをいっぱい連れて行こうと思っています。中野さんはRGツーリングクラブのメンバーなので」
日本GPの魅力について聞くと「日本GPの時は、海外に行った気になるんですよ。僕はプチ海外旅行だと思っています。それぐらい非日常を味わえる3日間なんですよ」と話すレイザーラモンRGさん。
また2018年にコスプレをきっかけに起こった出来事も明かした。
「去年は細川たかし師匠の髪形にサングラスとスズキのシャツを使って『どうも青木宣篤です』というギャグをやっていたんです。その格好で水戸のホテルを出たとき、そこにいたスズキワークスの人たちが『ノブ!ノブ!』って声をかけてくれたんですよ(笑)。それがきっかけで僕はスズキワークスの人と仲良くなって、スズキのピットに案内してもらえたんです。そういうコスプレ的なこともしていくと日本GPを楽しめると思います」
レースの見どころについて聞くと「2019年の注目は日本人ライダーです」と次のように話す。
「Moto3クラスは日本人ライダーがめちゃくちゃいます。第14戦のアラゴンGPでは小椋藍選手が表彰台に上がって、日の丸をマントにしてウイリーしていましたからね。日本GPでもそれが見られるかもしれないし、日本人ライダーのワン・ツー・スリーフィニッシュで表彰台が日本人天国になる可能性があるかもしれないですよ」
また、特に注目してほしいのは最高峰クラスに参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶だという。
「中上貴晶選手も調子を上げてきています。もしかしたら日本GPでは表彰台を狙えるんじゃないかと。最近は(全米プロバスケットボール(NBA)のドラフト2019で1順目指名された)八村塁選手がすごくて騒がれていますが、彼はまだ試合していないですからね。中上選手がMotoGPの選ばれし22人のなかにいる凄さを知ってほしい」
開幕が近づいてきたMotoGP日本GPは10月18日(金)からレースウイークを迎え、10月20日(日)に決勝レースを迎える。サーキットでは、レース好きはもちろん、バイク好きや家族連れでも楽しめるイベントが満載だ。世界最高峰のレースを生で見にサーキットを訪れてみてはいかがだろうか。
≪MotoGP日本グランプリの概要≫
●大会名称:2019 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ
●開催日:2019年10月18日(金)~20日(日)
●場所:ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)
●前売りチケット:下記公式HP、コンビニ等で好評発売中
ツインリンクもてぎ公式WEBサイト
→http://www.twinring.jp/motogp/