村上開明堂が、ウォッシャー液を加熱・保温しフロントウィンドウの霜を素早く取り除く世界初の貯湯式『Heated Washer(ヒーテッドウォッシャー)』を開発。トヨタ自動車の新型カローラに向けて供給を開始した。

 寒い日の朝などにフロントウィンドウの霜を取り除く際、除去作業に時間がかかり、急いで霜を融かそうとお湯をフロントウィンドウにかけると再凍結の恐れがある。村上開明堂の開発した『ヒーテッドウォッシャー』は、このような霜取りの悩みを解決し、安全に運転を開始するまでの時間を大幅に短縮する。




『ヒーテッドウォッシャー』は、前日の走行時に温めたウォッシャー液を魔法瓶構造で保温することで、融霜に必要な温度を約12時間保つことが可能。保温されたウォッシャー液を使用するため、翌朝の運転開始時に、フロントウィンドウの霜を素早く取り除くことができる(霜除去までの時間は、天候や車両状態により異なります)。

 製品名称 Heated Washer(ヒーテッドウォッシャー)


 本体サイズ 115.0mm×198.8mm×72.5mm


 重量 400g±30g(ウォッシャー液は除く)


 ウォッシャー液保温容量 250cc

『ヒーテッドウォッシャー』は、ウォッシャータンクとウォッシャーノズルの間に設置する装置。運転時には、一定の温度までウォッシャー液を温め、設定した温度に達するとヒーター機能は自動的にオフになる。使用した分のウォッシャー液はウォッ シャータンクから随時供給され、走行時に再び加熱と保温が繰り返される。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 村上開明堂:世界初の貯湯式『Heated Washer』を新型カローラに向けて供給