このコンセプトは車名に「AI」が入ることから、メルセデス・ベンツやBMWが採用をはじめている対話型インフォテイメントシステムをはじめとするインテリジェントな機能の搭載も予想できる。
一方、もう一台のワールドプレミアは新型「RS7スポーツバック」だ。従来型は2014年に登場。552psと700Nmを発揮する4.0LV型8気筒ツインターボを搭載。2017年にはエンジンスペックを605psと750Nmに高め、3.7秒の0-100km/h加速と305km/hの最高速をマークする「パフォーマンス」が設定された。
RS7スポーツバックはRS6などとパワートレインを共有してきた経緯がある。新型RS7スポーツバックもそれにならうなら、この8月に登場した新型RS6アバントと同じパワートレインを採用する可能性が高い。ちなみに新型RS6アバントには、591psと800Nmを引き出す4.0LV型8気筒ツインターボを搭載し、3.6秒の0-100km/h加速を実現している。
そのほかアウディは同ショーで、A1スポーツバックの派生モデル「A1シティカーバー」や、Q3の派生「Q3スポーツバック」、改良を受けた「A4」や「Q7」、新型「RS6アバント」を公開する予定。さらに11月からフォーミュラEに参戦するレーシングマシン「アウディe-tron FE06」も出品されるとのことだ。