ドライブモードは「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツプラス」、「スリッパリー」に、各項目の設定を任意に選択して組み合わせられる「インディビジュアル」を加えた 5つを設定。「スリッパリー」では滑りやすい路面を安全に走れるようパワーをセーブし、トルクカーブをフラットに保つ。
A35 4マチックではさらに、「AMGトラックペース」を装備。サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速や加速度など)を常時記録することができるほか、ラップタイムと区間タイムの表示や、それぞれの基準タイムからの差を表示する機能も備わる。特定の項目は緑または赤で表示されるため、数字を読まなくても最高タイムより速いか遅いかがひと目で確認できる。また、サーキット走行後はそのデータを元にドライビングスキルを分析して改善に役立てることもできる。
エクステリアでは、ツインブレードタイプのフロントグリルやシルバークロームのフロントスプリッター、ルーフスポイラー、大型リヤディフューザーなどのアイテムを装着。円形のデュアルエキゾーストエンドはクローム仕上げだ。
インテリアでは、コクピットディスプレイが「スーパースポーツ」を含む3つのAMG専用表示スタイルから選べるほか、オプションの「AMGパフォーマンスパッケージ」を選択すると、フラットボトムデザインの「AMGパフォーマンスステアリング」が装着されるほか、シートもサポート性をより高めた「AMGパフォーマンスシート」が装着される。
そしてこのたび、A35 4マチックの発表を記念して特別仕様車「エディション1」が設定。消費税10%込みの車両価格は743万円だ。
エディション1では、デニムブルーのボディカラーや一部がマットテックゴールドカラーとなる19インチのAMGマルチスポークアルミホイールの採用に加えて、フロントグリルルーバーの一部やサイドスカートインサート、サイドミラーハウジングなどのエクステリアパーツがハイグロスブラック仕上げとなる。
そのほか、AMGパフォーマンスシートやAMGパフォーマンスステアリング、ヘッドアップディスプレイや360°カメラシステムなどで構成する「AMGアドバンスドパッケージ」や、AMGライドコントロールサスペンションなどが標準装備され、特別感の高い一台となっている。