REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)
■MapFan地図割公式サイト編集部員が最近中古車で購入したホンダ エレメント。もちろん気に入って乗っているのだがカーナビの古さだけが気になっているという。そこでチェックをしてみると装着されていたカーナビは「カロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ009」という2012年モデル。当時のシリーズ最上級モデルではあるが、今から7年も前の機種では当然ながら収録されていない道路も施設も多い。これでは不満があって当然だろう。
こんなとき「買い替える」か「ガマンしてそのまま使うか」のどちらかを考える人がほとんどだろう。だが同レベルの機能のモデルを新しく買えば10万円前後の出費になるし、そのまま使っていてはストレスが溜まるばかり。そこでオススメしたいのが第三の選択肢となる「バージョンアップ」。ほとんどのカーナビメーカーでは5年以上前のモデルでもバージョンアップデータを有償で用意していることが多いので、ハード部分に不調が見られないのならば最新のバージョンアップデータを利用して、地図データを最新版に書き換えて使い続けるのがオススメだ。
ただしカーナビメーカーはすべてのモデルの最新バージョンアップデータを用意しているわけではないので、メーカーのウェブサイトで機種名などから適合の確認をしておこう。
費用はメーカーによってまちまちだが2万円前後が一般的。カロッツェリアでは新たに「地図割プラス」を実施し、サイバーナビシリーズが5月より3600円に大幅値下げ。楽ナビシリーズについても今秋より同様になる。
ちなみに対象となる「AVIC-MRZ009」では現在(2019年7月)のところ以下の3種類のバージョンアップ方法があり、それぞれ費用が異なっている。
①ユーザー自身がWindowsパソコンを使用してインターネット経由でデータを取得(自分で用意したSDメモリーカードにデータを転送):1万7280円
②MapFanプレミアム会員(年額3600円)登録を行ったうえで、①と同様にデータを取得:9720円〈地図割適用〉
③データを収録したSDメモリーカードを購入:2万520円
そして今回はこの中から②を利用することに決定。この方法だと費用がもっとも安くなり、MapFanのスマホアプリやPC向けMapFanサイトの有料機能がすべて使えるようになる。いちばんオトクだ。
次回からはAVIC-MRZ009のバージョンアップを実践していこう。