近年では、大容量バッテリーを搭載するHV、PHV、EVなど電動車の普及が拡大し、エンジン車には搭載できなかった、1500Wの高出力タイプを製品ラインアップに加え、その需要も増加している。車内外で消費電力の大きな給湯器や暖房器具も使用可能となるため、国内では災害発生時の非常用電源としても注目されている。また、同社は現在、ACインバーターを搭載した自動車を複数台連結し、より高い出力電力を可能にする製品の開発にも取り組んでいる。これにより、大規模避難所における電力の安定供給を実現できる見込みで、今後、自治体と連携した本格的な実証実験も予定しているという。