1:エンデューロにおける高い戦闘力を支える新設計エンジン、
2:しなやかな剛性バランスを実現した新フレーム、
3:新スペックの前後サスペンション、
4:軽量・コンパクトで再始動が容易なセルフスターター、
5:スマートフォンでエンジンセッティングが可能なパワーチューナー、
6:耐久性の向上を主眼にした大容量クラッチなどの採用により、クロスカントリー・エンデューロレースでの戦闘力向上
また、各モデル共通の新カラー&グラフィックを採用した。なお、本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2019年6月20日から12月8日までの期間限定で予約の受付を行う。
※「YZ450FX」「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。
新作アルミ鋳造ピストンを採用し、高回転域での性能向上を実現しました。バルブリセス(ピストン上部の凹み)を深くとるなど独自のメカニカル加工を追加して、圧縮比の安定化を図り、優れたパワー特性に貢献する。
さらに、優れた吸入効率を得るために吸気側カムプロフィール(ワーキングアングルの変更、バルブリフト量拡大)の最適設計を行い、新仕様のカムチェーンガイド&テンショナー、軽量設計のトランスミッションとシフトカムなどを採用している。
ギャップ走破性を高めるため、バイラテラルビーム・フレームのベースをモトクロス用YZ250Fと共通化。さらにエンジン懸架メインブラケットの補剛(フロント側に6mm厚の補剛材追加)、テンションパイプ配置の最適化などエンデューロ専用セッティングを施すことで縦・横・捻れの剛性を平均約15%アップ(従来比)するとともに、剛性バランスをレース仕様に最適化。いっそう軽快なハンドリングとしなやかな走り、落ち着きと安定感に貢献する。
前後サスペンションは、モトクロス用YZ250Fをベースとして、エンデューロレースに合わせたセッティングを施された。フロントは、倒立式サスペンション(気液分離タイプ)で、アウターチューブの剛性バランスを最適化し、接地感を向上。リアはリンク式モノクロスサスペンションのストローク長やリアアームの垂れ角などを調整し、良好なギャップ吸収性と作動性の向上を両立している。
セルフスターターは電源に軽量なリチウムイオンバッテリーを採用。さらにスターターモーターは軽量・コンパクト化をはかり、車両中央に寄せて配置することで、車体の重量バランス最適化に貢献した。
登録型式/原動機打刻型式:BAJ4/G3N1E
長/全幅/全高:2,175mm/825mm/1,270mm
シート高:955mm
軸間距離:1,480mm
最低地上高:320mm
車両重量:111kg
原動機種類:水冷, 4ストローク, DOHC, 4バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:249㎤
内径×行程:77.0mm×53.6mm
圧縮比:13.8:1
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:0.95L
燃料タンク容量:8.2L(無鉛プレミアムガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
1次減速比/2次減速比:3.352/3.923
クラッチ形式:湿式, 多板
変速装置/変速方式:常時噛合式6速/リターン式
変速比:
1速…2.384
2速…1.812
3速…1.444
4速…1.142
5速…0.956
6速…0.814
フレーム形式:セミダブルクレードル
キャスター/トレール:27°10′/116mm
タイヤサイズ(前/後):80/100-21 51M/ 110/100-18 64M(前後チューブタイプ)
制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/ 油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/スイングアーム(リンク式)