三菱のコンパクトSUV、ASX(RVR)の2020年モデルが発表になった。ASXは、RVRの欧州モデルである。ポイントは、2.0ℓ直4ガソリンエンジンの採用と、最新の三菱顔、つまりデリカD:5から始まった新しいフェイスデザインだ。

2020年モデル

 欧州仕様の三菱RVRのモデル名はASXである。現行のRVR(ASX)のデビューは2010年だから、すでにロングライフなモデルとなっている。


 日本仕様のRVRは、1.8ℓ直4SOHC MIVECエンジン+CVTだが、欧州仕様のASXはこれまで1.6ℓ直4ガソリン、1.6ℓ直4ディーゼル、2.2ℓ直4ディーゼルの3つのエンジンを設定していた。

こちらが2019年モデル

 発表された2020年モデルは、2.0ℓ4J11型直列4気筒SOHC MIVECエンジンのみ。FFとAWDを設定し、FFは5速MT、AWDはCVTと組み合わせる。




ASX Design(FF 5速MT)


ASX Dynamic(FF 5速MT)


ASX Dynamic AWD(CVT)




 もっとも変わったのは、そのフロントフェイス。デリカD:5、eKクロスですっかり定着した新しい三菱顔。ASXもそれを纏うことになった。

欧州仕様のASX


全長×全幅×全高:4365×1810×1640mm


ホイールベース:2670mm


エンジン


形式:2.0ℓ直4SOHC


型式:4J11


排気量:1998cc


ボア×ストローク:86.0×86.0mm


圧縮比:10.5


最高出力:195hp/6000rpm


最大トルク195Nm/4200rpm




 WLTC燃費の数値は、未発表だ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 三菱RVRもデリカD:5顔に! 欧州仕様のASXの2020年モデル