同等の剛性値比較で、アルミ合金製に対しておよそ65%という重量。著しい軽量化を実現している。では鍛造品と比べてはいかがかとうかがったら、同じクラスではないもののという断りはあったものの、42%と半分以下の重量比であった。現在主流の6速MTなら最低でも4つのシフトフォークが存在するわけで、相当の軽量化が見込める。
課題は、製造時の発火。ご存じのようにマグネシウムは燃えやすい性質を持つため、生産工程における安全性の担保が必要だという。製品としての強度と剛性は同程度を実現できているというので、どのように作るかをこれから詰めていくようだ。