現行型発表:17年4月(一部改良 18年9月)
JC08モード燃費:19.8km/ℓ ※「30 TFSI」系
レポート●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
フォト●平野 陽(HIRANO Akio)
■主要諸元 30 TFSI sport
全長×全幅×全高(㎜):4205×1795×1520
室内長×室内幅×室内高(㎜):―
ホイールベース(㎜):2595
トレッド(㎜) 前/後:1545/1540
最低地上高(㎜):180
車両重量(㎏):1310
エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):999
最高出力(kW[㎰]/rpm):85[116]/5000-5500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):200[20.4]/2000-3500
燃料タンク容量(ℓ):50(プレミアム)
トランスミッション形式:7速DCT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:215/50R18
最小回転半径(m):5.1
JC08モード燃費(㎞/ℓ):19.8
車両本体価格:370万円
S-lineパッケージ装着車はロゴ入りのクロス/レザーシートを装備。手動の前席高さ調整機能は全車に標準装備されている。後席スペースは膝前が約140㎜、頭上が約60㎜と、それなりに広い。S-lineパッケージを選択するとルーフライニングがブラックになる。
幅と奥行きは申し分ないが、天地方向はあまり広いとは言い難い。ただし、フロアボードの位置を変えることができるため、大量の荷物を積みたい時はボードを一段低い位置に下げるだけでも容量を稼ぐことができる。また、ボードが上段にある時は、6対4分割可倒式の後席背もたれを倒した時に、フロアが面一になるようになっている。
日本仕様のQ2でまず決めるべきは、「1.0ℓの3気筒にするか、1.4ℓの4気筒にするか」という点。当然スペックは後者が上回るが、街乗りシーンでの力強さなど、1.0ℓモデルの高い実力は是非とも自身による試乗で確かめるべき。