史上初、10連休となった2019年のGW。各地にクルマで出かけられる人たちも多いことだろう。MotorFan.jp編集部のスタッフも然り。編集Tは、編集部スタッフカーとして導入されたばかりのルノー・メガーヌGTで、ロングドライブに出かけることにした。撮影や時間に追われることのない、予定も立てず行き当たりばったりのルノー・メガーヌGTとの旅。どんな発見があるのか楽しみだ。




レポート日:2019年5月3日


オドメーター:990km




TEXT&PHOTO●福永貴夫(FUKUNAGA Takao)

マイカーの数値ならアタマに入っているかもしれないが

念のため、車両重量と車両総重量の付箋も用意しておいた。

 海外でバスが橋桁に当たりルーフが大破した事故が起こった。2.8mの高さ制限のあるところに侵入したためという。そこでふと編集部Tの頭によぎったのが、ルノー・メガーヌGTの全高って何mmだっけということだった。




 MotorFan.jp編集部のスタッフカーとなって間もない、ルノー・メガーヌGT。おおよその車高はアタマに入ってはいるが、改めて、正確な数値となると自信が持てなくなった。




 普段、編集部がある都内の道路や、取材でよく行く場所のことはわかっているつもり。だから、感覚的に、そこが通行できるかどうかは大概判断できる。だが、慣れない場所ではどんな道路状況が待っているかわからない。



ステアリング右側の、エアコンの吹き出し口付近に付箋を貼っておいた。

 そこで、まずは、ルノー・メガーヌGTのボディ寸法を復習してみた。全高×全幅×全高は4390mm×1810mm×1430mm。Cセグメントということもあり、幅員制限や車高制限のある場所でもまずは通過できないところはないはず。




 とはいえ、過信は禁物。うろ覚えで勘違いしてしまっても怖いので、なにかボディサイズを瞬時に確認する方法はないかと考えた。結果、思いついたのが付箋にボディサイズを書いて、ステアリングまわりに貼っておくこと。視界の邪魔にならず、でも、すぐ視界に入る場所を探したら、この場所に行き着いた。

とある月極のタワーパーキングの入庫可能車の寸法表示。一般向けパーキングと想定して自分の感覚と実際の数値との相違があるか確かめてみると……。ルノー・メガーヌGTでも入るのではと思ったが、実際は全長と全高は大丈夫でも全幅で入庫不可に。

 この付箋(サイズ表)を貼っておけば、幅員や車高制限だけでなく、タワーパーキングでの寸法制限に適合するかどうかも瞬時に判断できるはず。




 初めての場所に向かうという、ある種の緊張感の中、不安要素のひとつを取り覗くことができた気がする。




 連休中は、必ずしも好天ばかりではなさそう。だが、雨にも負けず(?)、安全運転でルノー・メガーヌGTとのロングドライブを楽しんでみたいと思う、出発前のひとときたっだ。




 


 なお、当然、出発前の運行前点検は実施済み。特にタイヤは、釘などが刺さってないか、まだ1000km弱しか走行してはないものもの片減りしていないかなどもチェックしておいた。

ガソリンは事前に満タンに。その際、空気圧もチェックしてもらった。
灯火類もチェック済み。ブレーキランプなどは、屋内駐車場などの壁に照らして点灯するか確認した。



運行前の日常点検をしていますか? エンジンルームをのぞいてみよう

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【自己流ロングドライブ対策】ボディサイズを付箋に書いてステアリングまわりに貼っておいた〈ルノー・メガーヌGT長期レポートVol.2〉