現在トヨタでは基幹システムとSalesforce次期営業活動支援システムとを連携させ、取引毎バラバラに蓄積された顧客情報を一元化し新しい顧客価値の創出を行うと共に、セールス/サービス両スタッフの働き方をデジタル化する取組みを進めている。テラスカイは、基幹システムとSalesforce次期営業活動支援システムをつなぐ連携基盤として、「DataSpider Cloud」とAWSを組み合わせ、規模の拡大・縮小を容易に対応できるクラウド型データ連携システムを提案した。
トヨタは、販売会社の大小によって、また現場改善の進度/深度により変化する連携度合に対応するため、柔軟でスケーラブルなクラウドサービスと、大量データを確実にサポート可能なAWSプラットフォームを評価。加えて、既存システムやオンプレミスでの新規構築と同等の初期/運用トータルコストで抑えられること、環境構築から運用、保守まで一貫した対応が可能であることを評価し、テラスカイの提案を採用した。
運用開始後には、全国の販売会社における安定的運用を確実にするため、テラスカイのクラウド専門のMSP子会社であるスカイ365とともに、運用・保守の支援を行う予定。
■トヨタ自動車 コーポレートIT部 部長 中野 巌 氏
「このたびは、来たるモビリティ社会における『トヨタとお客様の関係づくり及び販売店の働き方改革』の中核となる次期営業活動支援システムの実現に向け、新たなデータ連携基盤構築を、クラウドの技術と知見に長けたテラスカイに委託いたしました」
■トヨタ自動車 コーポレートIT部 室長 度会 裕志 氏
「AWSとDataSpider Cloudの構築から運用・保守に至るまで一貫したサポートをお任せできるテラスカイを信頼し、今回指名させて頂きました。既に販売会社での運用は始まっており、お客様との長期的な関係性を築いていく為の本システムが真に活用され、これを安定的に支えていく基盤となる事を期待しています」