現行型発表:14年12月(一部改良 18年12月)
JC08モード燃費:37.0km/ℓ ※「X」「S」「L」のFF車
レポート=小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
フォト=神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
モデル=森脇亜紗紀(MORIWAKI Akisa)
全高1500mm 全幅1475mm ミラー・トゥ・ミラー1740mm | 開口高700mm |
全長3395mm 最小回転半径4.2m〜4.6m■主要諸元 X
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1500
室内長×室内幅×室内高(㎜):2040×1255×1215
ホイールベース(㎜):2460
トレッド(㎜) 前/後:1295/1300
車両重量(㎏):650
エンジン種類:直列3気筒DOHC
総排気量(㏄):658
最高出力(kW[㎰]/rpm):38[52]/6500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):63[6.4]/4000
燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:165/55R15
最小回転半径(m):4.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ):37. 0
車両本体価格:117万1800円
乗降性
前席:助手席シート高600mm ステップ高330mm | 後席:シート高620mm ステップ高340mm |
ドアを一杯まで開くと、ほぼ90度まで開き、開口部も広め。比較的乗り降りはしやすい方だが、やはりハイトワゴン系と比べると乗降時の姿勢変化は大きくなる。足腰の弱い高齢者の場合は難を感じるかもしれない。
ドアミラーやホイールの仕様がグレードによって異なる。「X 」はLEDサイドターンランプ付きドアミラー、15インチアルミホイールなどを装備。撮影車はオプションのディスチャージヘッドランプも備える。先進安全装備
18年12月の仕様変更により、スズキセーフティサポートを最新タイプに変更。単眼カメラとレーザーレーダーを備え、デュアルセンサーブレーキサポートや誤発進抑制機能、車線逸脱警報など複数の安全機能に対応する。撮影車両データ
ボディカラー:ピュアレッド
オプション装備:スタンダードプラス7インチワイドナビセット〈パナソニック〉(15万6762円)/ディスチャージヘッドランプ装着車(5万4000円)/フロアマット(1万6902円)/ETC(2万1816円)/ドライブレコーダー(3万7260円)/他
ボディカラー
インパネ
18年12月の仕様変更によりインパネとドアトリムの色はグレージュに変更された。エネチャージ装着車のメーターにはエネルギーフローインジケーターを装備。「X」にはフルオートエアコンやチルトステアリングなども備わる。写真のナビは販売店オプション。
居住性
後席:膝前のクリアランスは約270mmと広く、悠々と足を伸ばすことができる。頭上には約30mmと最小限のスペースしかないが、後方ぎりぎりまで水平のラインを描くルーフのおかげで窮屈さはあまり感じない。 | 前席:ヘッドレスト一体型のシンプルなファブリックシートを採用。18年12月の仕様変更で表紙のカラーはネイビーに改められた。ちなみに「アルトワークス」にはレカロ製のスポーツシートが標準装備される。 |
ラゲッジスポーツ
通常時:奥行き420mm後席格納時:奥行き1340mm 幅900mm 高さ780mm通常時でもそれなりの奥行きがあるため、スーパーでの買い物など一般的な用途であれば十分に対応可能。後席シートは一体可倒式となっており、背もたれを前倒しすれば、さらに広いスペースを確保することもできる。床下には傘や小物を収納できるラゲッジアンダーボックスを装備。
うれしい装備
キーを携帯しておけばフロントドアの施錠/解錠が行なえるキーレスプッシュスタートシステムを一部に標準装備。エンジンの始動もスイッチで行なえる。アルトワークスを除いて、助手席シートバックにショッピングフックを標準装備。運転席からも手が届きやすく、買い物袋などを引っ掛けておくのに便利だ。販売店オプションの7インチワイドナビは設定項目も豊富。渋滞を考慮したルート案内やドラレコ連動機能も装備。予防安全装備がデュアルセンサーに進化し、機能が充実。左上に見えるのは販売店オプションのドライブレコーダー。リヤに超音波センサーを備える後退時ブレーキサポート後方誤発進抑制機能も新設定。「X」と「S」は標準装備。運転席シートヒーターを「F」のFF車とアルトワークスを除くグレードに標準装備。一部4WD車には助手席用も設定。コンソールドリンクホルダーを全車に標準装備。角型になっているので紙パック飲料にも対応する。スマホがすっぽり収まる大きさのインパネセンタートレーを標準装備。純正ナビはスマホの音楽再生にも対応する。一体可倒式リヤシート
アルトに用意されているシートアレンジは後席の前倒し機能のみ。全車に一体可倒式が採用され、左右分割での格納には対応していない。スライドやリクライニングなど、あれこれできるハイトワゴン系などと比べると、ある程度の割り切りが必要だ。「アルトワークス」は新ボディカラーを追加
「アルトワークス」には、新たなボディカラーのブリスクブルーメタリックを追加設定。5速AGS車はアルトと同様に、歩行者にも対応するデュアルセンサーブレーキサポートを装着して安全装備を強化させた。バイヤーズガイド
LXアルトワークス経済性を求めるなら、「F」という選択も面白い。後席の窓が手回しに式になるあたり、初代アルトの哲学が垣間見える。女性の通勤用ならば、ドアガラスがUVカットになる「L」以上から。運転席シートヒーターの付く「S」がイチオシだ。走りにこだわるなら、「X」は飛ばして「アルトワークス」まで行った方が幸せになれる。
アルトは4グレード展開で、「F」のみトランスミッションが5速MTか5速AGSから選択することができる。その他はCVTだ。ターボエンジンを搭載する「アルトワークス」も5速AGSから選択することができる。
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