現行型発表:16年9月(一部改良 18年8月)
JC08モード燃費:28.6km/ℓ ※FF車
レポート●山本晋也(YAMAMOTO Shinya)
フォト●中野幸次(NAKANO Koji)
モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)
■主要諸元 G“メイクアップリミテッドSAⅢ”
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1655
室内長×室内幅×室内高(㎜):2115×1345×1285
ホイールベース(㎜):2455
トレッド(㎜) 前/後:1305/1295
車両重量(㎏):920
エンジン種類:直列3気筒DOHC
総排気量(㏄):658
最高出力(kW[㎰]/rpm):38[52]/6800
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):60[6.1]/5200
燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:155/65R14
最小回転半径(m):4.4
JC08モード燃費(㎞/ℓ):28.6
車両本体価格:155万5200円
フロントシートは腰を平行移動するだけで座りやすい自然な座面高となっているのが美点。後席はスライドドアのためにステップが高めなのは気になるが、写真のイメージよりも開口部は広く、乗降性にネガは感じない。
ボディカラー:パールホワイトⅢ×ファインミントメタリック
オプション装備:8インチメモリーナビ標準プランA(19万166円)/ETC車載器〈エントリーモデル〉(1万7280円)/カーペットマット〈高機能タイプ/グレー〉(2万5553円)/特別塗装色(6万4800円)
開放感のあるダッシュボードは視界が広がり、エンジンフードも全面的に視認でき車両感覚をつかみやすいのは美点。ディーラーオプションだが、専用デザインの8インチメモリーナビは是非とも選びたい。大小の半円を組み合わせたセンターメーターも特徴的だ。
後席を最後端にスライドさせた状態でもムーヴより奥行きは長い。格納は座面が固定で、背もたれを前倒しするというシンプルなタイプだ。後席下の「置きラクボックス」をラゲッジスペースとして活用するというパッケージングのクルマだが荷室のつくり込みにも隙はない。
大量の荷物を積む場合にはフルラゲッジモードがお薦めだが、荷台の開口高よりも後席ステップ高の方が低いため重い荷物は後席足元の方が積みやすい。後席のリクライニングを活かしたロングソファモードにして毛布などを用意すれば、身体も休まることだろう。
買い得なグレードは「X“メイクアップリミテッドSAⅢ”」だ。緊急自動ブレーキを備えたベーシックな「L“SAⅢ”」に比べて22万6800円高いが、両側スライドドアの電動機能、サイドエアバッグ、キーフリーシステム、置きラクボックスなど31万円相当の実用装備が加わる。外装のストライプスカラーは魅力的なオプションだ。
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