5色の専用ボディカラーの設定やフェリックグレーの20inch鍛造アルピナ・クラシック・ホイールの装着など、ベース車にはない魅力を注入。また、アルミ削り出しのシフトパドルを奢るなど、特別なモデルとしてベース車では味わうことのできないスパイスが加えられている。
また、エンジンルームとセンターコンソールには、EDITION 99プロダクションナンバーを刻印した専用のプロダクションプレートを装備。特別なモデルであることを主張する演出もなされている。
見た目だけでなく、性能面でも手が加えられている「EDITION 99」。ボディ形状は、クーペとカブリオレが用意されているが、各ボディ形状に合わせたセッティングが施されているのもチェックポイント。
カブリオレにはアダブティブ・サスペンションを、クーペにはアルピナ・スポーツ・サスペンションを装備。前者は優れた乗り心地と絶妙なバランスのとれたハンドリングを、後者は傑出した俊敏性とドライビング・ダイナミクスを実現する。
クラス最高レベルのシステムを搭載した3.0ℓ直6ビ・ターボエンジンには、Akrapovic(アクラポビッチ)社と共同開発したチタン製エキゾーストシステムが組み合わされる。このエキゾーストシステムはツインテールパイプを採用しており、アピアランスを印象づけるとともに「EDITION 99」にふさわしいエキゾーストノートを奏でてくれる。
ボディサイズやエンジンスペックは、ベースの「ALPINA B4 S BITURBO」とほぼ同様。ただし、332kW(452ps)/680Nmと出力はベース車を上まわっている。
ベース車の「ALPINA B4 S BITURBO」ももちろん魅力満載のモデルではある。だが、さらに「ALPINA B4 S BITURBO」を昇華させ、しかも限定モデルといわれると、どうしても注目せずにはいられない。
なお、宣伝になってしまうが、毎年恒例の「世界の自動車オールアルバム」2019年版を4月30日に発売。
3月開催のジュネーブモーターショーで展示された「B7 BITUBO」などをALPINA各モデルも紹介しているので、ご興味があれば、ぜひお手にとってもらえたらうれしいです。
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※表紙写真はイメージです。