環境問題に熱心に取り組む自動車メーカーのひとつがボルボだ。彼らの最大の工場であるトースランダ工場の塗装施設を刷新し、エネルギー消費量&排ガス量のさらなる削減に取り組むという。

 ボルボ・カーズは2025年までに新たに発売されるすべてのクルマに使用するプラスチック材のうち、少なくとも25%を再生素材にすることを目指している。同時に車両販売台数の50%を電気自動車にすることも発表している。




 このように積極的に環境問題に向き合ってきたボルボ・カーズは、同社の最大の工場であるトースランダ工場に数百億円を新たに投じ、現在の塗装施設を刷新すると発表した。新たな塗装施設によりエネルギー消費量と排ガス量は少なくとも3割削減できるという。




 ボルボ・カーズで製造および物流担当上級副社長を務めるハビエル・ヴァレラは「ボルボ・カーズの塗装施設の業務は、エネルギー消費量および排出ガスを大幅に削減できる分野であると認識しています。今回の投資は、トースランダ工場が世界規模での競争力を維持するというボルボ・カーズの計画をさらに強化するものです」と語っている。


 

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ボルボ最大の工場であるトースランド工場を刷新