元ネタとして選んだのが12Aというところがまたしびれるではないか。12Aは、マツダの市販ロータリーの始祖・10A(1967年)のハウジング幅を拡大したエンジンで、1970年にカペラに搭載されて初登場、単室容積は573ccとしていた。RX-7をはじめ、さまざまな車種に採用されていたREである。
ローターに親しみを込めて「おにぎり」とはよく言われるが、実際にハウジング皿におにぎりをふたつ、ローター皿にたくあんというのがいかにもしゃれているではないか。ぜひ、置くおにぎりは白米のみの塩むすび、センターに梅を置きたい。