そんな中、近年人気なのがストライダーの存在だ。このペダルなし自転車は、補助輪付きの自転車よりも遥かに自然な流れで自転車の乗り方をマスターできるとあって、注目を集めているのだ。
写真のディーバイクミニはさらに小さい内から自分で操る乗り物に親しめる逸材だ。前を2輪とした事で倒れる不安を大きく減少、先ずは怖がらせることなく楽しめるのが魅力的。タイヤやハンドル等がソフトな素材で造られ、インドアで遊ばせるにも好都合な作りとなっている。
特にノウハウを教える必要もなく、柔らかシートに跨らせれば、あとは勝手に遊びながら地面を蹴って進む事を楽しみ出すのは請け合いである。親は笑顔で見守ってやれば良いわけだ。
子供の成長は早い。やがてキック式のペダルレス自転車に移行するわけだが、地面を蹴って進む感覚は既に養われているだけに、ステップアップがスムーズにできる。乗り物を上手に扱うには「習うより慣れろ」が肝心。幼少の頃よりこうした乗り物と共に過ごす楽しい時間の体験は、色々な感覚や感性の育成に役立つことは間違いない。
自転車、やがてはバイクへの興味も自然と醸成されて行くのではないだろうか。