もちろんムルティストラーダの販売も順調。昨年はシリーズ全体で1万1,829台を販売。スクランブラーも人気車である。国内でもドゥカティは前年比2%増しの1947台を販売。業界全体に漂う低迷とは逆の業績好調ぶりをアピールした。
今年はスクランブラー800で初のマイナーチェンジ。細部のデザイン変更だけではなく、安全性向上も注目。クラス唯一のコーナーリングABS標準装備も見逃せない。4月にはスクランブラーのイベント「ランド・オブ・ジョイ」がスタート、多くのライダーに試乗のチャンスが訪れる。
一方ムルティストラーダには、新型1260エンデューロと新型950 Sを投入。950 Sにもフル・エレクトロニクス・パッケージを搭載されたのが魅力的だ。オーナーに人気のイベントである「Tour the Red」も開催予定。
ハイパーモタードも2019年新型に刷新。展示ブースではSPバージョンも出展。個性的なディアベルも新型1260が展示されていた。やはり春のミーティングをはじめ、いくつかのイベント開催が予定されている。
昨年の好調な勢いを継続すべく、2019年は8つのニューモデル発表を計画中で出展車以外にも新型デビューが控えていると言う。既に始まっている同社の今年の戦略と展開に注目したい。ちなみに新型とは、次の8モデルを示している。
・ムルティストラーダ950S
・ムルティストラーダ1260エンデューロ
・ハイパーモタード950
・モンスター821ダークステルス
・パニガーレV4コルセ
・パニガーレV4R
・ディアベル1260
・新型スクランブラー800シリーズ