SHOEIのフルフェイスヘルメット、GT-Airは開閉式のインナーサンバイザーを採用することで、サンバイザーを下げてスモークに、上げてシールドのみのクリアに簡単に切り替えることができるシステムを採用。トンネルに入った時など、急な視界状況の変化にも対応できる利便性が支持されて、一躍人気モデルとなった。そのGT-Airがこの春進化を遂げて「GT-Air Ⅱ」となって登場する。また、インナーサンバイザーを備えたジェットヘルメットのJ-Cruiseは帽体のデザインを大きく変えて「J-Cruise Ⅱ」としてデビューする。
GT-Air Ⅱは従来の帽体デザインを引き継ぎつつ、さらにエッジをきかせてより精悍なシルエットとなった。インナーサンバイザーは前モデルより長さを5mm伸ばし、顔の広い範囲をカバーして日差しの侵入を軽減。また、ベンチレーションシステムや内装なども見直しが行われ、より快適性の追求が行われている。
一方、J-Cruise Ⅱは帽体のデザインなどが洗練され、従来のモデルよりかなりコンパクトになっているのが特徴となる。ベンチレーションシステムの性能もより追求され、従来モデルより流入量を30%、排出量も20%向上させてヘルメット内の快適性を向上させている。また、J-Cruise Ⅱのサンバイザーも長さを5㎜伸ばし、より広い範囲をカバーできるようにしている。
また、この2モデルは専用設計のコミュニケーションシステム、SENAのSRL/SRL2の取り付け機構を備えており、スムーズな装着を可能とするほか、見た目にもスマートなシルエットとなるように設計されている。
なお、GT-Air Ⅱは4月からプレーンカラーの発売を予定しており、その後随時グラフィックカラーを展開していく予定。J-Cruise Ⅱは夏ごろの発売を予定している。