6か月以下の懲役または10万円以下の罰金(従来は5万円以下の罰金)
「交通反則通告制度」(反則金制度)が適用された場合は反則金1万8,000円
(従来は6,000円[普通車])
2. 交通に危険を生じさせた場合(事故等)
1年以下の懲役または30万円以下の罰金(従来は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)
反則金制度の適用外(従来は1万5,000円)
当初の試案では1の携帯電話の使用(保持)に対しては、大型車、普通車、二輪車、それぞれを5倍に引き上げるということだったが、たぶん、パブリックコメントでの意見を生かし、3倍程度に減額されたようだ。
ただし、非反則行為に対する罰則は試案通り。1に関しては、よっぽど悪質と見られない限り、反則金制度が適用されるのだろうが、2に関しては容赦しないというわけだ。
この法案、当初は2020年からの施行を目指すということだったが、年内に実現する可能性も。まだ国会は通っていないが、閣議決定されたということは、国会もすんなり通ることは間違いない。「交通に危険を生じさせなければ反則金で済むじゃん!」とたかをくくっていると、25km/hオーバーのスピード違反と同じ反則金を、取られちゃうことになりますよ!