パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダCN-F1XVD」の実力を普段のドライブを通してお伝えする連載。今回はセッティング編だ。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)




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パナソニック ストラーダ CN-F1XVD……オープン価格

 最新カーナビのトレンドのひとつが「大画面」。一般的なカーナビでは7型ディスプレイが主流となっているが、それよりも大きな8型以上のディスプレイを搭載したモデルの人気がここ数年急激に高まっている。




 大きな画面は地図上の文字やアイコンがが見やすく、AVソースも迫力たっぷりに楽しめる。メニュー画面では操作アイコンが大きく表示されるのでタッチパネル操作も容易だ。そんな良いこと尽くめの大画面ナビを、なんと350車種以上に装着できるのがパナソニックの「ストラーダ CN-F1XVD」。このように汎用性が高い大画面ナビは他にない。




 これを実現したのは独自に開発された「DYNABIGスイングディスプレイ」で、2DINサイズ(標準的なAVユニットの装着サイズ)ボディにフローティングスタイルの9型ディスプレイを搭載。

左右各15°のスイングが可能。運転中も画面が格段に見やすくなる。

見やすい角度に調整ができ、ディスクを出し入れする際にはいっぱいまで前に倒す。

上下に調整することでエアコンの吹出し口や各種の操作スイッチとの干渉が避けられる。

 ディスプレイの基部には複雑な構造の調整機構が備わり、左右各15°のスイング、約-20~60°の角度調整、上下スライド調整、奥行き調整(取り付け時のみ)を行うことができる。運転中にはドライバーからもっとも見やすいポジションを選び、休憩中にブルーレイディスクやDVDを見るときには乗員のすべてが見やすいように正面向きにセットすることも可能。また、画面への映り込みが少ない角度を選んだり、エアコンの吹出し口やハザードスイッチなどを避けることもできるのだ。




 可動部分が多いことで走行中のブレや耐久性が気になる人も多いかもしれないが、その点は心配無用。パナソニック車両試験場内の凹凸のベルジアン路(石畳路)で実際の車両検証を繰り返して開発されているだけに優れた耐振性を実現している。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【DYNABIGスイングディスプレイに注目】インプレ連載#5/パナソニック ストラーダ CN-F1XVD 【CAR MONO図鑑】