アルミニウムが製品化されるプロセスは、原料であるボーキサイトの採掘から始まり、中間原料であるアルミナの精錬、アルミニウム地金の製錬、そしてアルミニウム板材・型材などをつくる圧延・押出を経て、最終的に各種部品や缶などの製品となる。今回のワースレーアルミナJVへの参画は、住友商事のアルミ関連ビジネスの中核を担うプレスメタル製錬事業の原料マネジメント戦略の一環。
住友商事は、アルミニウムの需要は今後も堅調に伸びると見込んでおり、引き続き価格競争力を持つアルミ製錬権益の拡大と、それに対応する上流権益への参画を目指す。
■ Worsley Alumina Joint Venture概要
案件名:Worsley Alumina Unincorporated Joint Venture(ワースレーアルミナJV)
事業概要:ボーキサイト採掘・アルミナ精錬事業
生産開始:1984年
参加者構成:South 32 86%、Sojitz Alumina 4%、Japan Alumina Associates (Australia) Pty. Ltd.(プレスメタルビントゥル 50%、双日 50%)10%
アルミナ生産能力 : 4,600,000トン/年