愛知タイヤ工業は2017年3月から横浜ゴムグループに加わった。フォークリフト用タイヤの製造・販売を国内中心に展開しており、国内のフォークリフトメーカーへの新車装着およびフォークリフトディーラーへの補修販売を行っている。現在、市販用タイヤは愛知タイヤ工業のほか、全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて販売しており、今回新たにヨコハマタイヤ販売網のラインアップに「AICHI E-Cushion」を追加した。
横浜ゴムは2018年からスタートした3カ年の中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ生産財戦略において「オフハイウェイタイヤを成長ドライバーとして次の100年の収益の柱へ」を掲げており、横浜ゴムのトラック・バス用・建設車両用タイヤに加え、ATG(アライアンスタイヤグループ)製の農業機械用・林業機械用・建設車両用タイヤや愛知タイヤ工業製の産業車両用タイヤの国内外での販売強化に取り組んでいる。