今回の実証実験では運転席にドライバーがいない車両で、時速約30kmにて交通量の多い公道を2台同時に安全に走行させることができた。日本の公道で初めて一人の遠隔ドライバーで実用に近い走行速度で複数台同時に運行ができることを示せた点で画期的だ。5G回線は自動運転に役立つこと、自動運転が5G回線のキラーアプリケーションとなることが理論的には予想されていたが、その可能性を実証実験で証明できた。
フィールドオートは、 愛知県よりアイサンテクノロジーへ委託された「自動運転実証推進事業」において、KDDI、損害保険ジャパン日本興亜、ティアフォー、名古屋大学等と共に、昨年11月に豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)内での実証実験にも協力していた。今回は豊富な実証実験の経験を活かして、5Gの遠隔型自動運転車両のシステム監視者を担当した。
本実証実験の報告はこちら> https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/181128_01.pdf