日本ミシュランタイヤのトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」ならびにIoTを活用した管理システム「MICHELIN TPMSクラウドサービス」が、在日フランス商工会議所が主催する第8回フレンチビジネス大賞において「イノベーション賞」を受賞した。1月31日にグランドハイアット東京で開催された授賞式および表彰セレモニーに登壇した。

 フレンチビジネス大賞は、在日フランス商工会議所会員企業600社を対象に製品やサービスの成功、革新性、社会貢献などについて著しい成果が認められた企業の活動を称えるために設けられた賞で、8回目の開催となる今年は「イノベーション賞」のほか「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」「アントレプレナー賞」「プロダクト・サービス・オブ・ザ・イヤー」「日仏コラボレーション賞」「フレンチテック東京賞」「中小企業賞」「審査員特別賞」8つのカテゴリーがある。


 このたびイノベーション賞を受賞した「MICHELIN X One」は、トラックの後輪に装着されるダブルタイヤを1本に減らし、1車軸当たり約100kgの軽量化を実現することで車両の輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献するプレミアムワイドシングルタイヤシリーズ。「MICHELIN TPMSクラウドサービス」は、タイヤにセンサーを取り付け、タイヤの空気圧や内部温度をIoTサービスで可視化するシステム。タイヤの空気圧や内部温度が設定値を超えると、ドライバーや運行管理者・販売店・レスキューネットワークに警告メールが送られ、事故やトラブルを未然に防ぐことができるサービスだ。




 

MICHELIN TPMSクラウドサービス

 日本ミシュランタイヤ株式会社代表取締役社長ポール・ペリニオ氏は以下のように述べている。「このたび、ミシュランの革新的なタイヤと関連サービスの実績を評価されたことは大変名誉なことです。組織のあらゆるレベルにおいて積み上げた努力をさらに磨き上げ、モビリティの継続的な発展に貢献できるよう社員一同ますます尽力していく所存です」

写真右から、在日フランス商工会議所 会頭 アルメル・カイエール氏、エア・リキードグループ北東アジアパシフィック バイスプレジデント アラン・コンビエ氏、日本ミシュランタイヤ B2Bタイヤ事業部マーケティングダイレクター 田中禎浩氏

情報提供元: MotorFan
記事名:「 日本ミシュランタイヤ:在日フランス商工会議所主催「第8回フレンチビジネス大賞2019」にて「イノベーション賞」受賞