その理由は、世界的なA110の人気の高さと、膨大なバックオーダーにある。現在A110は世界で3000台ものバックオーダーを抱えており、少量生産のスポーツカーとしてはこれはそうそう簡単に解決できる数ではない。
そのため、ひとまず左ハンドル仕様はヨーロッパを中心とした右側通行のマーケットへの納車に集中させ、なんとかバックオーダーの解消を図りたいということらしい。
インポーターとしては、「日本への左ハンドルモデルの導入は“一旦”終了します」とコメントしており、再開への含みを持たせた表現としているが、現状を見る限り、それが実現するとしてもかなり先の話になるだろう。
ひとまず日本での左ハンドル仕様は、在庫販売ということになる。左ハンドル仕様の購入を考えている人に、もはや悩んでいる時間はない。
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