マツダのSUVラインナップにて末弟の役割を担う「CX-3」。SUVの機能性の高さよりも、流麗なルックスや上質な素材で仕立てられた内装など、クオリティの高さで魅了するモデル。パワートレーンはガソリンとディーゼルの二本立て。歩行者検知もこなす安全装備は全車に標準装備される。




TEXT●山本晋也(YAMAMOTO Shinya/写真解説)


PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)

全車にルーフスポイラー、マフラーカッター、18インチアルミホイールを標準装備。ガソリン車とディーゼル車の外観上の違いはテールゲートのSKYACTIVEエンブレムに「D」の文字があるかないかだ。

全長×全幅×全高 4275×1765×1550mm

ミラー・トゥ・ミラー 2070㎜
開口高 780㎜


XD Lパッケージ


全長×全幅×全高(㎜):4275×1765×1550


室内長×室内幅×室内高(㎜):1810×1435×1210


ホイールベース(㎜):2570


トレッド(㎜)前/後:1525/1520


車両重量(㎏):1370


エンジン種類:直列4気筒DOHCディーゼルターボ


総排気量(㏄):1756


最高出力(kW[㎰]/rpm):85[116]/4000


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):270[27.5]/1600-2600


燃料タンク容量(ℓ):44(軽油)


トランスミッション形式:6速AT


駆動方式:4WD


タイヤ・サイズ:215/50R18


最小回転半径(m):5.3


WLTCモード燃費(㎞/ℓ):19.0(23.2 ※「XD」系のFF/6速MT車)


車両本体価格:306万2080円


月間登録台数:1353台(18年3月〜18年8月平均値)


現行型発表:15年2月(一部改良 18年5月)
※1は3万2400円高。※2は5万4000円高。※3は6万4800円高。

インパネ中央の7インチディスプレイは全車に標準装備、カーナビとして使うにはオプションのナビゲーション用SDカードが必要だ。タッチパネル機能もあるが、シフト後方のコマンダー操作がスマート。ベーシックグレードを除き、タコメーターが中央に配置される。

後席:ボディサイズからも想像できるように頭上空間に余裕はなく、タンデムディスタンスもそれなりだが、視界が広がっているため圧迫されている感はない。シートの座面が短めでお尻に体重が掛かる印象。
前席:お尻から腰に掛けての部分のサイドサポートがしっかりとしている印象。運転席シートリフターとステアリングのチルト&テレスコピックでポジションを調整できる。上級グレードは電動パワーシートを標準装備する。


通常時:奥行き690mm

後席格納時:高さ650mm 奥行き1510mm 幅1000mm

テールゲートを開ければ、SUVらしく実用的で広い開口部が確認できる。ラゲッジボードは上下に装着できるが、上側にセットしておけば6対4分割可倒式の後席を格納しても段差がなく、大きな荷物も積みやすい。ラゲッジボードを取り外せば、最大350ℓ(サブトランク含む)のラゲッジスペースを生み出せる。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ライバルに差をつけるクオリティの高さ「マツダCX-3」〈ひと目でわかる人気車種のすべて〉