上り(東京方面)
・171.0KP(LH)遠州森町PA先
・140.7KP(LH)島田金谷IC先
下り(名古屋方面)
・140.6kp(LH)藤枝岡部IC先
高速道路上のオービス作動(撮影)速度は、制限速度+40km/h以上(非反則行為/赤切符)。110km/hの試行区間でも走行速度150km/h以上が作動対象となっていると思われる。もちろん、実際に警察が何km/hに設定していたかは知る由もないが、例えば首都高のオービスは場所によっては50km/h超過以下では光らないと言われているように、それなりに高めの速度が設定されているというのが実情。元々、オービスによる測定値は、実速度より低めに出るように調整されているだけに、新東名でも160km/hで光るとは考えにくい。しかも、クルマのスピードメーターは実速度より高めに表示されるもの。その誤差は100km/hを超えると10%以上になると言うから、その速度域でのメーター読みで40km/hオーバーなら実際は36km/hオーバーより低い。つまり、メーター読みで160km/hであれば、この区間のオービスは光らない、ということになる。
とはいっても、例えメーター読みであっても160km/hと言えばスピード違反であることはもちろん、非日常的なスピードであり、例え設計速度が140km/hの新東名とはいえ、危険なスピードであることには変わりは無い。いい気になって飛ばしていると、それこそ、パトカーやヘリコプターにとって、まさに、うってつけのターゲットとなるだけではなく、事故を起こす可能性だって格段にアップする。
と言うわけで、3/1以降、しばらくの間は、当然、取り締まりが本気で強化されることは間違いない。さらに、その恩恵を受けないトラック(80km/h制限)との速度差が40km/hになるということも忘れずに。速度差40km/hというと、例えば止まっているクルマを40km/hで抜く、あるいは40km/hで接近することと同じなのだ。とにかく、スピードが上がれば上がるほど、ドライバーにはより的確な判断力が求められる。くれぐれも、安全第一で!
※最近、警察による違反者(車)撮影を伴う移動オービの運用方法を見ると、現認を根拠に青切符を切ったり、警察官が現認できない無人移動オービスまで出現する(反則行為でも撮影→検挙しているのかは不明)など、オービスによる速度取り締まりの常識が崩れつつあるのも事実。固定式オービスも、将来的に反則行為を対象とする可能性がないわけではないことも頭に入れておこう。