今季レギュレーションの変更により、ミッドシップレイアウトがプリウスGTとして使えなくなることから、基本設計にはトヨタ/TRDの最新手法を取り入れ、10ヶ月間をかけてFRレイアウトによる新設計をapr独自の設計思想を盛り込んで開発した。
ベース車両も、これまでのZVW50型のプリウスから、とくに空力性能の高いZVW52型GRスポーツ・プリウスPHVをベースにスイッチ。ハイブリッドシステムの今後の発展のためにも、より進化の可能性が高いPHV車両を採用する。シャシーは、カーボン素材を多用する軽量シャーシとして、治具を従来から約2倍用いることで、増歪みのない高い剛性を確保。さらには風洞実験を重ねた過去最高のエアロダイナミクスを誇るという。
ホイールには、レイズ製の最新モデルを装着。メイド・イン・ジャパンによる軽量・高剛性のホイールでレースをサポートする。