が、レーダーや光電管、そしてループコイル等、従来の測定方法においても、数々の誤測定疑惑を生んでいるのに、レーザー方式に関しては、まったくの未知数。とある信頼筋からの情報によると、まだ120km/hを超える速度の測定に関しては信頼度が確立されておらず、現状では120km/h以下でのみ検挙しているという。それが事実だとすれば、当然、制限速度が100km/hを超える高速道路では、ほとんど使い物にならないし、120km超のスピードで走るクルマは検挙できないということになる。ちなみに、愛知県警はLSM-300を使って名古屋高速で取り締まりを行っているが、そのポイントの制限速度は50km/h。首都高などのいわゆる都市高速では問題なしということか。
さらに、レーザースキャン方式は、元々、雨粒や雪に弱く、また、晴天であっても、最近流行の自動ブレーキ車等のレーザー波と干渉する恐れがあるなど、測定精度が完全に担保されているとは言い難い。ドライバーを冤罪に追い込む可能性がある以上、ぜひ、その測定精度を公に証明するべきではないのだろうか? この国には計量法と言う立派な法律があるのだから。