その最新作となるSA-35Rは、スポークの形状を見直すことでこれまで以上の軽さと美しさを追求したものとなっている。
そのスポークは、3本をひと組とした、5×3デザインを採用する。均等のフィンデザインだと、バランスは完璧でも、エモーショナルなニュアンスを出しにくい。しかし今回SA-35Rが採用した5×3フィンは、隙をあえて見せるその配置が、強い躍動感を生み出すことに成功している。
さらにカラーリングによって強調されたアンダーカットは、中心からもっとも遠い部分の軽量化を実現してくれる上、圧延によってリムを成形することで、強さと軽さを両立している。そのことが、デザイン性とともにサーキット走行にも対応する、スポーツホイールとしての機能の高さを実現しているポイント。
深く落とし込んだセンターパッケージが見せる立体感の強さは、コンパクトカーにセットしたときにもマッチさせやすい。その点も含めて、走行会ユーザーにもオススメできるホイールといえるのだ。
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