芝浦のヤナセ本社で行われた贈呈式に出席した岡本選手は、ヤナセの吉田社長からA180スタイルのマスコットキーを手渡されて笑顔。「メルセデス・ベンツは昔から憧れていたクルマです。とても丈夫なクルマというイメージを持っています」とメルセデス・ベンツの印象を語った岡本選手。「実はシーズン前から狙っていた」というから、実はこの賞の存在が今シーズンの大活躍の原動力の一因になっていたのかもしれない。
ヤナセは岡本選手が生まれた1996年に累積販売台数が100万台となり、この2018年には200万台を達成したという。ヤナセの吉田多孝社長は「ヤナセの記念すべき年に生まれ、飛躍した岡本選手には不思議な縁を感じます。進化した岡本選手には進化したAクラスがふさわしいでしょう」とコメント。
今年、全143試合に出場して打率309、本塁打33、打点100という飛躍的な成長を遂げた岡本選手の受賞は、誰もが納得だろう。この賞はジャイアンツがシーズンで3位以内となった時が対象で、しかも順位が上がるにつれてクルマのクラスが大きくなっていく。岡本選手は「来年は優勝して、Eクラスをもらえるように頑張りたい」と力強い抱負を語ってくれた。