ジョイントベンチャーが実際に手がけるのはカーシェア、ライドヘイリング(例:Uber)、パーキング、チャージング(充電)などで、一括して管理することで都市間移動者は簡便な手続きでサービスを受けられるという。
具体的に包括して管理するサービスは下記5つになる。
① Multimodal and on-demand mobility
すでに600万人以上が登録しているカーシェア、バイクレンタル、タクシーサービスやその他公共交通機関の予約支払いサービスの「moovel」と「ReachNow」と連動し、MaaSを含む都市間交通に様々な提案をするという。
② CarSharing
すでに400万人以上が同サービスを利用している「Car2Go」と「DriveNow」とも連携。30都市、2万台が提供されているカーシェアも利用可能だ。
③ Ride-Hailing
「Uber」で有名なライドヘイリングは「mytaxi」「Chauffeur Privé」「Clever Taxi」(以上欧州)「Beat」(南米)の4社が手がける。1590万人がすでに利用しており、25万人のドライバーが登録されているという。
④ Parking
チケットレス、キャッシュレスで利用可能な駐車場(路上も含む)サービスを展開する「ParkNow」「Parkmobile Group」「Parkmobile LLC」と連携する。欧州、北米1100ヵ所に於いて、2700万人が同サービスに登録しており、駐車場を探すための時間の削減がなされている。
⑤ Charging
充電、支払いが簡易に行える「ChargeNow」「Digital Charging Solutions」と連携する。これらは世界最大の充電ネットワークで、EVの駐車インセンティブ(対象国のみ)も連携している。
日本での展開はまだ未定だ。