Uno WiFi Rev 2は、TCP/IP プロトコルスタックを内蔵したu-blox社のNINA-W13モジュールを搭載し、802.11b/g/n Wi-Fi 接続を提供するので、Wi-Fi ネットワークへのアクセスや、アクセスポイントとしての使用を可能にする。また本ボードは、ArduinoスケッチやWi-Fiファームウェアの転送用のOTA(Over-The-Air)プログラミングのサポートを備えている。ワイヤレスセキュリティは、ハードウェアベースの鍵保管とハードウェア暗号化アクセラレータを組合せて認証プロトコルと暗号プロトコルを提供する、Microchip ECC608 CryptoAuthentication ICにより実現している。その他にも、オンボードデバッグ機能、3軸加速度センサと3軸ジャイロを備えた慣性計測ユニット(IMU)、14本のデジタル入出力ピン(PWM出力は6本)、および6本のアナログ入力ピンなどを備えている。
Uno WiFi Rev 2は、Wi-Fi接続機器の開発の簡素化に向けて設計されており、スマート農業、スマートホーム、モータ制御 、オートメーション、ウェアラブル、オープンソースプロジェクトなど、さまざまなIoTアプリケーションの試作に最適だ。