まずは17年のランキングを振り返ってみる。
2017年の輸入車ブランド販売トップ10(12月を含まず)
1位:メルセデス・ベンツ:6万1049台
2位:BMW:4万7045台
3位:フォルクスワーゲン:4万4883台
4位:アウディ:2万5281台
5位:MINI:2万2667台
6位:ボルボ:1万3989台
7位:ジープ:8988台
8位:プジョー:7387台
9位:ルノー:6669台
10位:ポルシェ:6091台
そして18年は、下記のような結果に!
2018年の輸入車ブランド販売トップ10(12月を含まず)
1位:メルセデス・ベンツ:5万9004台
2位:フォルクスワーゲン:4万6590台
3位:BMW:4万4398台
4位:アウディ:2万4048台
5位:MINI:2万3068台
6位:ボルボ:1万5388台
7位:ジープ:1万0311台
8位:プジョー:9058台
9位:ルノー:6647台
10位:ポルシェ:6291台
見事にメルセデス・ベンツが王座を防衛! 2位に1万4000台もの差を圧倒的な差をつけている。12月を含めても4年連続の首位となるのは確定的で、メルセデス・ベンツ一強時代に陰りは一切見られない。
続く2位には、3年ぶりにフォルクスワーゲンが返り咲いた。2000年から14年まで15年連続で首位をキープしていたはずが、15年に発覚したディーゼル車の排ガス不正問題で同年に2位へと転落し、16年、そして17年は3位に甘んじていたが、ここへきてようやく巻き返しを見せてきた。もちろん首位を奪還するまで満足する彼らではないだろう。
一方、4位以下は見事に昨年と同じ順位になっている。だが、動きがまったくなかったかと言えばそんなことはまったくない。
まず、17-18年のXC60に続いて18-19年はXC40と、2年連続でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボが存在感が圧倒的だ。輸入ブランドが2年連続で受賞するのは史上初の快挙で、販売台数も1万5000台の大台に乗せた。そして18年に発売したXC40やV60は現在かなりのバックオーダーを抱えている状況らしく、それらが数字に反映される19年も好調は続くだろう。
そして前年比で23%の伸びを見せたプジョーの健闘も目立っている。2008、3008、5008といったSUVのセールスが好調で、それが素直に数字に表れている。
ボルボとプジョーに共通しているのは、クロスオーバー勢が躍進の原動力となっていることだ。
さてさて、19年はどうなるか? おっとその前に、 もしも12月末の時点で逆転劇が起きたら、そのときは改めて再レポートします!
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