これまでOPTION、モーターヘッドのデモカーとしても乗ってきたけど、
今はSRP(スギナミレーシングプロジェクト)所属の1台であり、
普段は取材のアシとして、時にサーキットマシンとして、
コンスタントに年間3万km以上を走破している。
そんなプロボックスの車検が11月末に切れちゃうんで、
練馬陸事に持ち込んでユーザー車検を受けてきた。
やってみれば意外とカンタン
『ManiaxCars Vol.03』の編集作業は終わったものの、12月2日に開催する『スピード×サウンドトロフィー』の準備でバタバタやってる11月26日、時間をつくって練馬陸事まで足を運んできた。翌日に車検が切れちゃうSRPプロボックスの継続車検を取得するためだ。
かつては業者に依頼してたけど、「ジドーシャ雑誌の編集をやってる以上、クルマに関することはなんでも経験しといた方がいい」というオレルール(笑)に基づき、ここ20年くらい、自分のクルマに関しては、車庫証明の取得も名義変更も廃車手続きも車検も、基本的に自分でやってる。言ってみれば、必要な書類を揃えて提出するだけだし、無駄に手数料を払う必要もないし、慣れてしまえばたいした手間じゃない。
で、今回の継続車検。11月27日に車検が切れちゃうんで、それ以前にユーザー車検が受けられるよう、まずは国土交通省の自動車検査インターネット予約システムのページにアクセスして、前日の26日に予約を入れた。
国土交通省 自動車検査インターネット予約システム各部を車検対応仕様に戻すべし(笑)
さて、予約を入れたら、一発で車検を通せるように『合法仕様』へと手直しするため、群馬のMSGアクティブへとクルマを持ち込んで作業だ。
今回やったのは最低地上高90mmを確保するための車高アップ、フロントウインドウ上部に貼った“ハチマキ”の除去、センターパイプ交換、エアバッグ警告灯を消すためのキャンセラー装着だ。
2年前の車検でも同じようなことをやってるんで、作業はスムーズに終了。あとは下回りで目立つオイルやグリス類の汚れをブレーキクリーナーで落とし、灯火類がしっかり点くかを確認すればオッケーだ。
ちなみに、今回は初めてLEDヘッドライトで車検にチャレンジ。前回はLEDだと光軸が出ないんじゃないか? と思い、わざわざハロゲンバルブに交換したけど、まぁイケるっしょ。
いよいよ車検当日…
事前の準備は万端。あとは練馬陸事に乗り込むだけなんだけど、その前にやっておかなくちゃならんことがひとつある。テスター屋さんに立ち寄って、ヘッドライトの光軸と前輪のサイドスリップ(トー)を診てもらい、必要であれば調整してもらうことだ。
で、いつものテスター屋さんに。笑っちゃったのが、車高を上げただけでトーなんて一切見てなかったのに調整の必要がなかったこと。車高20mmアップで偶然にもフロントトーがうまく適正値に収まったようだ。
一方のヘッドライト光軸は大きくズレてたんで、専用工具を使って調整してもらうことに。左右ともに基準値内に収めることができたんで、LEDヘッドライトのまま車検を通せるってことだ。
ちなみに、テスター代は1700円ね。
まずは書類を揃えないと!
コースに入る前、まさかの音量測定(汗)
いよいよ検査コースに!
検査完了の打刻をしてコースから脱出
最後に…