今回の講師は、パリ・ダカールラリーのギネスホルダーである菅原義正氏と、プリウスPHVの伝道師である横田紀一郎氏。過酷な状況を駆け抜けてきたお二人が、当時の思い出やクルマへの夢を語る。
会場にはパリダカを走破した日野レンジャーと、サハラ砂漠を横断したプリウスPHVも展示予定。極限のステージを走破したタフな姿を見ることができる。
第4回「クルマ塾」開催概要
日時:12月2日(日)13~17時(12時半開場・受付開始)
会場:MEGA WEB(メガウェブ)1階 トヨタシティショウケース
(〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3番12号)
講師:菅原義正氏/横田紀一郎氏
ゲスト・コメンテーター:寺田昌弘氏
MC:竹岡圭氏/吉田由美氏
※入場は無料ですが事前登録が必要です。下記関連リンクよりお申込みください。
講師略歴
菅原義正氏
1983年、41歳で初めてパリダカールラリーに二輪で出場。
初めの3年こそリタイヤに終わるが、厳しさ故に真剣勝負のパリダカの世界に魅了され、10年間続けることを決意。
四輪部門に転向してからはトレードマークの鯉のぼりを掲げ、機転と実行力で安定した完走へと繋げていく。 また成績も総合30番台にも食い込むなど、サーキットレース時代から培われた本領も発揮、常連組としての認知度も徐々に広まっていく。
10年後の1992年、日野自動車との出会いによりトラック部門で新たな挑戦をスタートさせ、トラック部門の総合準優勝 6回、クラス優勝 7回、2009年大会までの完走率は100%を誇る。
2009年に認定されたギネス記録(以下)の「連続出場」は現在も更新中である。
横田紀一郎氏
「20世紀最後の1999年夏」アメリカ大陸の環境保護の最前線をプリウスで巡る「エコミッション」を推進。LA~NYまで12000㎞のエコ現場をSNSでライブ配信。
翌2000年EUに統合直後のヨーロッパ10ヵ国の環境現場を取材。
20001年、プリウスでサハラ砂漠第3ルート走破に成功、HVの低燃費と耐久性を実証。
その後、北京~パリ(ユーラシア大陸)を横断。モンゴリアンラリーの低燃費部門でクラス優勝。南米大陸縦走・オーストラリア1周と約10年の歳月をかけプリウスで5大陸を走破した。国内ではPHVで「トヨタ飛行船教室」を開催。全国50校の小中学生に「給電を実演」停電や保温など災害時にPHVから電気を灯せることを実証、社会貢献が可能な車の誕生をアピールしている。韓国全土にも足を延ばした。
2018年モデルチェンジしたPHVで2月末パリを出発~3月中旬ダカールにゴール、現在に至る。