STGAP2DMは、専用のシャットダウン端子とブレーキ端子、減電圧ロックアウト(UVLO)、2個の出力が同時にオンとなることを防止するインターロック、サーマル・シャットダウンなど、包括的な安全機能を内蔵しているため、システム設計の簡略化と信頼性向上が可能。また、入力端子電圧によって制御可能なスタンバイ・モードにより、ドライバ待機中の電力を低減することができる。
そのほか、STGAP2DMは、TTL/CMOSロジック互換入力(3.3V/5V)により、ホスト・コントローラとの接続が簡略化されているとともに、入出力伝搬遅延が80nsと小さいため、高精度のPWM制御で高速に動作させることができる。
STAGP2DMは現在量産中で、小型基板設計を簡略化するSO-16パッケージで提供される。単価は、1000個購入時に約2.17ドル。同製品は、Electronica 2018(11月13日〜16日、ミュンヘン)のSTブース(ホールC3/101)に展示された。
詳細については、www.st.com/stgap2d-pr を参照。