本実証事業では、北海道北部の系統に設置される大規模な風力発電所群(500MW以上)に対応するため、北海道北部風力送電が風力発電用送変電設備と大容量蓄電池設備を導入し、風力発電電力の安定供給を目指している。
「BLEnDer RE」は、再生可能エネルギー発電システムの電力需給において、蓄電池の監視制御を行うエネルギーマネジメントシステム。三菱電機がこれまで培ってきた信頼性の高い蓄電池制御技術により、再生可能エネルギーの発電による余剰などの需給アンバランスを改善し、他地域よりも厳しい北海道の系統連系要件(※3)にも対応することで、安定した電力需給に寄与する。
※1:経済産業省資源エネルギー庁が公募し、北海道北部風力送電株式会社が採択されたもの
※2:2018年11月19日現在 当社調べ
※3:自家発電(太陽光発電、風力発電)システムで発電した電力の売電を行うために、電力会社の系統 (電力網)に接続する際の要件