道の駅「南アルプスむら長谷」周辺を含む中山間地域にはトンネルが多く、GPSの電波を用いた位置特定が困難であり、画像処理の信頼性も十分でないため、「磁気マーカシステム」による正確な自車位置推定が大いに期待される。
昨今の高齢化と過疎化により、地方の人手不足や財政難などによる鉄道・バス路線の縮小・廃止や、高齢者の交通事故の増加など、安全な移動手段の確保が大きな課題となっている。愛知製鋼は今後も自動運転の技術検証に向けた更なる実証実験を重ね、次世代公共交通システム確立に貢献していく。
道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点とした自動運転サービス実証実験実施概要
1.期間:2018年11月5日(月)~29日(木)
2.場所:道の駅「南アルプスむら長谷」(長野県伊那市長谷非持1400)を拠点とした往復約12km区間
3.主体:道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点とした自動運転サービス地域実験協議会
国土交通省中部地方整備局リリース
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2018/11/1102.pdf